【記事】あつまれ!並木の森2023~つどえ!なみきのわフェア~ が開催されました!

2024/02/14(水) 情報コンシェルジュ

写真:当日の様子。並木周辺の公園で遊ぶ「ぱあくる」と生活協同組合パルシステム神奈川の動物たち(ブタさんの色を白からピンクに塗っていました)

 

1 あつまれ!並木の森ってなんだろう?

2023年11月3日に開催された『あつまれ!並木の森2023』のイベントに行ってきました。場所は金沢シーサイドライン並木北駅近くの金沢緑地で、日時計のモニュメントがある広場です。

金沢緑地とは、主に金沢区並木1丁目から並木3丁目の住宅団地と工業団地の間を縦断する森のような公園です。地元の方は金沢緑地よりもグリーンベルトと呼んでいます。

『あつまれ!並木の森』イベントは、国土交通省の官民連携まちなか再生推進事業の補助を受けて金沢緑地の新たな魅力や遊び方を探るため、プレイパークを中心に2021年度から実施しています。2021年度と2023年度は同じ日時計の広場、2022年度は並木3丁目しののめ保育園前の金沢緑地内で行いました。『あつまれ!並木の森』は、緑地の中で自然と楽しく遊ぶイベントです。

 

当日は晴天に恵まれ、多くの親子連れが参加していました。プレイパークでは手作りのおもちゃを引いたり、どんぐりを転がしてみたり、しゃぼん玉やロープなどで遊んでいました。

パルシステム神奈川が作成した動物※1が飾られており、そのうちブタさんは次々と色が塗られていきました。最初白色だったのが薄いピンク色に変わり、水玉模様になったかと思いきや最終的には濃いピンク色になっていました。一所懸命塗っている姿がとても微笑ましい光景でした。

また、ミックさん※2の黄色い風船も配られており、走り回る子や空に飛ばしてしまう子などもいましたね。

今回は関東大震災から100年目ということで防災に関する展示や紹介もありました。防災食のアルファ米の食べ比べもありどちらもとてもおいしかったです。

 

 

写真:しゃぼん玉遊び

 

 

写真:ブタさんを塗っています。うまく塗れるかな

 

 

写真:学生スタッフと駒まわし対決中

 

 

写真:木と木の間にロープを2本張って左から右に移動して遊んでいます

木を傷つけないよう養生もしています

 

 

写真:水とお湯で戻したアルファ米をそれぞれ食べ比べ中

 

 

写真:広場にある日時計モニュメント。大空に飛び立つカモメがモチーフ

 

 

写真:「あつまれ!並木の森2022」での綱引き遊び(並木3丁目)

 

 

2 金沢緑地の魅力をみんなで考えよう

今回のイベントは金沢緑地を活用した自然との遊びを行いましたが、広く金沢緑地の魅力を伝えることができるように、地元の公園愛護会の方や公園管理者の方々と話し合いを重ね、こんな遊び方やこんなことも出来るということを冊子にまとめています。(仮称)横浜金沢シーサイドみどりのみらいビジョンとしてイラストや写真なども入れながら作成しています。完成したあとは、報告会も予定しています。身近にある金沢緑地や公園の魅力を再発見できるものになるといいですね。

 

当日は文化の日ということもあり、並木周辺でも多くのイベントが開催されていました。参加者が少ないのではという心配もありましたが、そんなことはなく大勢の子どもたちが

遊びにきてくれました。広場の場所がURのマンションに近いため、未就学児も多かったです。とても楽しい時間をゆったりと過ごせました。

 

 

2023年11月 ライター 山田 暁央

 

 

 

※1 パルシステム神奈川の美術が得意な部長が作っています。商品をお届け時に使用し、古くなり使えなくなった廃棄発砲スチロールを動物の形に切り、いくつも重ね立体的にした後、削って整えてリサイクルしてつくると教えていただきました。会場にはハシビロコウ、ウシ、ブタ、ニワトリがいました。

 

 

※2 ㈱三春情報センター(mic)は、一般社団法人金沢シーサイドあしたタウンの活動場所である「あしたタウンラボ」(旧名称:並木ラボ)の運営協力をしています。今回のイベントには黄色い風船の配布にご協力いただきました。

 

記事一覧へ >