あしたひろば 防災イベント「救命救急法講習会」に参加してきました!

2023/09/27(水) レポート

 

9/14(木)にあしたひろば防災イベントの『救命救急法講習会』が行われました。

約20名ほどが集まって、一生懸命いざという時のために救命救急法を学びました。

2023年は関東大震災から100年の節目の年ということで、防災について考えるウィークと題し親子で参加し、学べる様々なイベントが開催されました。

 

あしたひろばは並木ラボ内に拠点を構え、親も子も世代も超えて地域とつながる架け橋のような広場です。

そんなあしたひろばですので、防災に関係して救命救急法を学ぶといっても、ただの救命救急法ではありません!一般的に救命救急法というとAEDが思いつきますよね?

ですが今回のイベントでは、AEDの操作方法に加え、胸骨圧迫の手順、確認事項を成人用と乳幼児用に分けてレクチャーいただきました。乳幼児用の人形でAEDや胸骨圧迫の体験したのは初めてでしたので、非常に貴重な経験が出来ました。

 

講師は近隣の幸浦消防署から職員の方々にお越しいただき、実際の経験談も交えて教えていただきました!わたしはたった数十秒程度の胸骨圧迫ですらきつかったですが、消防士の方々は軽々とこなしていました(笑) プロは筋肉が違いますね!!

 

中でも衝撃的だったのが、「骨は折れてしまっても構わない」ということです。どういう意味かというと、胸骨圧迫では胸がへこむくらい掌で押し込みます。その際に押し込みすぎて骨が折れてしまうのではないかと心配になりますが、折れてしまっても問題ないのです。重要なのは心臓のポンプ機能を働かせることですので、骨折も気にしていられないということです。それだけ心臓の働きは人間の生死を分ける重要な要素であると学べました。

乳幼児の場合でも、胸がへこむほど押すのは気が引けますが、大事なのは何よりも命ですので、指を使って適切に処置することが必要です。

 

写真:成人用AED講習を受けているところ

 

写真:乳幼児用AED講習を受けているところ

 

写真:小さいお子さんも一緒に!親子で学ぼう!

 

 

講習を受けたあとは、消防車を見学しました。実際に中に入って機材に触れることができました。

消防車は2台。1台は横浜市内に4台しかない内の1台で工場などで火災が発生し、有害ガスが発生した場合に出動するそうです。

並木には近隣に幸浦や鳥浜といった工場群がありますので、幸浦消防署にあるそうです。

小さい子たちはみんな消防車に興味津々で、普段は出来ないような体験にとても満足そうでした。

 

写真:青空と消防車

 

写真:消防車の中も見学

 

最後はみんなで記念撮影!

防災について意識するとともに、やっぱり準備することが大切なんだと理解しました。

年齢や性別に関係なく、誰かが困っていたら助けられる、そんな人が地域に増えていくといいなと思いました。

消防署の皆さん、そしてあしたひろばの皆さん、貴重な体験をありがとうございました!

 

 

 

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