【記事】並木の街の救世主!お助け隊なみきとは?

2021/03/28(日) ライター記事

あしたタウンライター記事#4

 

お助け隊なみきについて

 

お助け隊なみきは、2018年10月、金沢シーサイドタウン地区において、主に高齢者のちょっとした困りごとをお手伝いする目的として発足したボランティアグループです。

メンバーは全員、地区内の居住者で構成されており、日中に活動可能な65歳以上の元気な方々が多くを占めています。メンバーの中には電気関係の免許を持っている方もおり、各メンバーが、自身の得意分野を生かしながら活動していることが特徴です。

活動は多岐にわたっており、ゴミ出しの依頼や買い物から、草刈りや付き添いなど様々です。

毎月8件程度の依頼が舞い込んでくる他、継続してゴミ出しを行っている場合もあります。

 

写真:お助け隊なみきのメンバーの方々

 

活動のやりがい

お助け隊なみきの代表を務める福田幸雄さんに、活動のやりがいについてお伺いしたところ、

「草刈りなど、規模の大きいお手伝いをした後に、相手の方と信頼関係を築き、お互いに『頼んで良かった』『依頼を引き受けて良かった』と思い合えること、達成感を感じられる事が、1番のやりがいです」と仰っていました。

 

これからの活動

福田さんにお伺いしたところ、「今後は、助けを必要とする高齢の居住者に活動を認知してもらう為、継続的にチラシを各戸へ配布し、掲示板に掲示することで、高齢の方でも気がつくようにアピールすることが必要です。また、参加するボランティア同士が親睦を深めて、お互いに更に活動しやすい場を整えることが重要です。」と仰っていました。

 

今後は、ますます地域の高齢化も進行すると考えられます。高齢の方の生活を助ける「共助」の体制をボランティアという形で実現して、継続的に運用している点に私は感銘を受けました。

金沢シーサイドタウン地区に暮らす読者の皆様、是非地域の困っているお年寄りの方にこの活動を広めて知ってもらうと同時に、是非ボランティアで参加しましょう!

 

―Information―

 

 

ライター:横浜市立大学 後藤

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